(5) キーメッセージの展開法

キーメッセージの展開

キーメッセージが用意できたら、それをメディア対応の中でどのように使うかを考えなければいけません。

記者会見の場合は、オープニングスピーチ全体がキーメッセージであるべき。特に、スピーチの最初の部分、5W1Hのリードは、重要なキーメッセージのひとつとするべきです。
メディアインタビューの場合、キーメッセージを先に出す方が効果的です。最初にキーメッセージを話すのことで、ある程度の主導権をにぎることができるからです。

これは簡単なようで、意外と難しいのです。インタビューでは、自分の言いたいことを話しだすタイミングをつかむための効果的な方法があります。それが「ブリッジング」と言われるテクニックです。

ブリッジング

ブリッジングは応答の中にキーメッセージを組み込むためのテクニックです。
いったん、「違います」、「その通りです」というような「返事」で質問を受けて、その後で、キーメッセージを展開します。これらつなぎ文句が「ブリッジ」、文字通り「橋」です。

ブリッジングにはキーメッセージを強調する働きがあります。さらに「返事」とキーメッセージを、「力ずく」でつなげる場合にも有効です。

困った質問の対処法

ブリッジングは、困った質問の対処法として、なくてはならないものです。
困った質問には、まず「返事」をして、次に「ブリッジ」することにより、キーメッセージに、スムーズにつなげることができます。

日頃からブリッジングに注意を払い、使い方の訓練をすることにより、誰もが緊張するメディアインタビューで、応答の中にキーメッセージを効果的に組み込み、打ちだしてゆくことができるのです。

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