(4) キーメッセージ

キーメッセージとは何か

記者会見やメディアインタビューのキーメッセージは、それぞれのメディア対応において、あなたの主張したいポイントを文章にしたものです。

マスコミとのやりとりを「メディア対応」といいます。これは応答の話法であって、中身はあなたが準備しなければなりません。メディアからの質問に答える場合、あなたの答えの中に、主張をきちっと組み込んで話すという意識を持つことが大切です。

記者は、当然のことながら、ストーリーの大筋を考えてから取材に臨みます。あなたが記者の質問に答えるだけだったら、どんな答えをしようと、記者の考え通りの報道が出稿される可能性が高くなります。

キーメッセージのサンプル

AとBの合併発表の記者会見であれば、キーメッセージのひとつはオープニングスピーチのリード部分です。

例えば合併発表の記者会見では、合併の理由をポジティブに打ちだすことが大切です。じり貧の二社が生き残りのために一緒になった、あるいは、弱体化した一社をどちらかが救済合併したというイメージを与えたのでは、今後の営業活動に悪影響があるかもしれません。「合併の理由」というキーメッセージは、当然、必要です。ひとつだけでなくても構いません。

米国では企業によってキーメッセージと共に「トーキングポイント」という言葉を使っているところもあります。具体的な発表事項ではなく、「飲酒運転罰則強化に対する取り組み」についてインタビューを受ける場合、トーキングポイントだけでも良いと思います。

両方並列の場合は、キーメッセージは会社の方針、または発表内容のポイントで、トーキングポイントは、発表内容の中で特に強調したい点、詳細を話すべき点とするケースが多いです。
有効なキーメッセージやトーキングポイントを作るためには、記者にインタビューの趣旨をよく聞くことが大切です。

Comments are closed.