(12) 発表内容に応じた記者会見とメディア対応

発表内容に応じたメディア対応

記者会見には大きく3つのケースがあります。ひとつは、「通常会見」で、会社の設立・解散、社長交代、組織変更、出資者の変更、合弁、買収などの組織変のほか、業績発表に代表される経営状況に関する発表など、発表までの準備期間がとれる会見です。「新製品発表記者会見」は、プロモーション的な要素を兼ねる記者会見の代表格です。「緊急記者会見」は不祥事、事故、事件、リコールなどに関して、マスコミの報道を受けて緊急に開かれる会見です。状況の報告と謝罪が主な目的で、時には、「謝罪会見」とも言われます。


通常の案件発表記者会見

業績発表の記者会見では、よほどの注目企業でない限り、業績が良い場合は、ほとんど無視されるかベタ記事なのに、悪い時だけ、大きく取り上げられるようです。そんな時は、ひとりの読者の気持ちで、記事を読んでみると良いかも知れません。企業は順調にいって当たり前で、うまく行かないと、多くの人たちの興味を引きます。業績が悪い時は、単に悪いということではなく、今期は、こういう理由で悪かったが、今後は、こんな形で良くしてゆくというような点をしっかり納得してもらえるように発表するべきです。


新製品発表記者会見

新製品の発表は、企業にとって晴れがましい、ポジティブな記者会見のひとつです。新製品の特徴を読者に分かりやすい、記者が記事にしやすい形で発表してもらい、比較的短時間で会見にし、企業側は自己陶酔に陥らないように注意しないといけません。


緊急記者会見

緊急記者会見は、事故あるいはマスコミの報道を受けて緊急におこなう場合の他、リコールや不祥事など企業内では前から問題が把握されていた案件で、マスコミ報道が始まる前に緊急におこなう場合があります。これらの案件のメディア対応は、「危機管理広報」として、準備をおこないます。

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